受注生産方式(じゅちゅうせいさんほうしき)とは、お客様から注文を頂き、製品の生産・出荷する仕組みです。受注生産方式の場合、お客様の注文をもらってから生産・出荷を行う為、『多品種少量生産』・『お客様の仕様に合わせた製品』の場合にこの方式を採用します。毎回異なる仕様や世界に1つしかない製品・商品を製造する為、船舶や注文住宅の他、特別仕様の製品の場合はこの方式で生産を行います。お客様の要望に合わせた製品作りのため、受注が発生した段階で生産計画を立てるので、部品、原材料はその都度計画された数量を用意する事になる為、余分な在庫を抱えずに生産できる、という特徴があります。また、受注生産では【納期管理】・【資材調達管理】・【柔軟な生産計画】・【原価計算】を計画・管理することが非常に重要な業務となります。最近ではパソコンの購入で、自分好みににカスタマイズして発注できますが、これも受注生産方式の1つとなります。