製番管理(せいばんかんり)とは生産管理手法の一つである。製番とは製造番号の略であり、日本で古くから導入されている生産管理システムのことである。JISでは、製造指令書を発行するときに、その製品に関するすべての加工と組立の指示書を準備し、同一の製造番号をそれぞれにつけて管理をおこなう方式。という定義がある。製品のロット単位に生産活動に必要な仕事を「製番」と呼ぶ管理番号で束ねることを目的としている管理方式の一つである。製品の製造番号に原材料や部品が、ひも付けされているので、例えば、品質問題などが起きたときに、製番から出荷履歴などを遡って対応がしやすいという利点がある。製番管理方式は、製品特性、生産量、そして企業特性に応じて トヨタ式生産管理システム、MRP生産管理システム、製番(追番)管理システムなどに分類される。